知らなきゃ損する!自動車保険の節約方法6つのポイント

節約術

自動車保険を節約したいけど、どうやって見直せばいいかわからない方も多いかと思います。ここでは節約の考え方を分類してまとめましたので、ぜひそのポイントごとにチェックしてみてください。

1.基本は満期のタイミングで見直す

既にクルマを所有している場合、満期時に新たな保険に更新できるように進めるのが基本です。

直前になって動き始めても時間に余裕がなくなり、結果そのまま継続することでせっかくの見直しの機会を逃すのはもったいない話です。

そのためには少なくとも満期日の2ヶ月前からは検討を開始しましょう。

ちょっとしたアクションを毎年行うことで、1年ごとの小さな積み重ねが5年、10年で大きな差になります。

満期時以外に保険を変更しようとするときには、以下の点に注意しなければなりません。

新しい保険のことだけでなく、既存の保険のことを考えたり必要な手続きをしたりと、結果としてたくさんの労力を使うことになりますので、慎重に判断しましょう。

1-1.不利な解約条件

一括年払いした保険を途中で解約する場合、残りの期間の応じて料率(短期率)で解約返戻金が支払われますが、一般的には不利な条件になります。

例えば残りの保険期間が8ヶ月あったとしても8ヶ月分全額は通常戻ってきません。

また残りの保険期間が1ヶ月未満の場合には通常解約返戻金は支払われないことも覚えておきましょう。

一方、月払いの場合は中途で解約した月の保険料は戻ってきませんが、基本的には解約した次の月以降の保険料を支払わずに済みます。

1-2.保険期間の重複や空白

満期時以外のときに保険を変更する場合、新旧の保険の期間が重なったり(重複期間)新旧の保険の期間に間が空いたり(空白期間)が生じる可能性があります。

重複期間に事故が起こった場合には片方からしか保険金は支払われず、もう一方の保険に対する保険料が無駄になってしまいます。

空白期間に事故が起こった場合には当然保険金は全く支払われません。

1-3.ノンフリート等級

ノンフリート等級、いわゆる安全運転の実績の積み重ねが更新されないことも大きなデメリットです。

自動車保険に入ると最初は誰でも最下位の6等級になります。

無事故で1年間経過して保険を更新すると1等級ずつ上がり、それに応じて保険料も下がる仕組みになっています。

更新せずに新たに保険を開始すると今までの等級に関係なく最下位の6等級から再スタートすることになり、今までの実績が無駄になってしまいます。

7日以内に次の新たな保険に加入することや「中断証明書」を取得するなど一定の条件があれば等級の引き継ぎはできますが、注意が必要です。

2.保険会社を見直す

節約効果の最も大きいものの1つが保険会社の見直しです。

自動車保険は競争の激しい分野でその内容も頻繁に変わりますので、前回見直して選んだ保険が最も安かった場合でも、1年後の更新時には再度見直すことをおすすめします。

2-1.ダイレクト型と代理店型

最初の手段が代理店型からダイレクト型への変更です。

代理店型は例えば車を購入した際にディーラーなどを通して契約した保険などです。一方ダイレクト型は通販型とも呼ばれる保険で、代理店を通さずに保険会社から直接購入します。

同じ保険内容であっても、通常代理店の運営経費や手数料などが上乗せされるので代理店型の方がダイレクト型よりも割高になります。

ダイレクト型の場合は自分で情報を収集して自分で内容を判断する必要がありますが、最近はインターネットからの見積もり、申込みが簡単にできるようになり、節約する観点から大きなメリットを得ることができます。

2-2. 複数の保険会社の一括見積もり

インターネットでは複数社の一括見積もりを簡単に取ることができるサイトがあります。

同じ条件で比較することができ、ひと目で各社の保険料の違いがわかります。

筆者も数社から見積もりを取ったことがありますが、同じ補償内容であっても最も安い会社の保険は最も高い保険の6割程度の価格でした。

このように契約内容は変更しなくとも、毎年一括見積もりを利用して保険会社の見直しを行うことは保険料の節約につながります。

3.重複する保険を見直す

損害保険は実際の損害を補償するのが基本です。

一つの事故に対して複数の保険から実際の損害以上の補償を受けることはあり得ません。

従って、重複する保険に支払う保険料は無駄になってしまいます。

生命保険は重複していても保険金は支払われますが、必要以上の保険を避けることで無駄な出費を省くことができます。

最近は他の損害保険だけでなくコンビニで購入できる自転車保険やクレジットカードに付帯の海外旅行保険など身の回りの保険が増え、知らず知らずのうちにこの重複が生じている可能性があります。

このムダを省くことで保険料を安全に節約することができます。

3-1. 人身傷害と搭乗者傷害

人身傷害は示談を待たずに保険金額を上限に実際の損害額が支払われる特約です。

それに対し、搭乗者傷害は死亡保険金や入院、通院などに対してあらかじめ定められた金額の医療保険金が後から支払われる特約です。

つまり、搭乗者傷害は人身傷害の上乗せ分と言えますので必ずしも必要な保険ではありません。

搭乗者障害に含まれる死亡保障や後遺障害は別の生命保険や死亡保険でカバーすることもできます。

また、人身傷害についても契約車の事故に限定したタイプ(車内の補償)と、他の車に乗車しているときや歩行中の事故にも対応するタイプ(車外の補償)とがあります。

車外の補償が他の保険と重複する部分があれば、車内の補償に絞ることで保険料を最小限に抑えることができます。

3-2. 個人賠償責任特約

自動車以外の事故で本人や家族が他人に損害を与えた場合に補償する保険です。

例えば自転車事故で他人に怪我を負わせた場合や他人のモノを壊してしまった場合などがこれにあたります。

個人賠償責任特約は2台目の車の自動車保険や火災保険、最近では自転車保険やクレジットカードにも付帯されて場合もありますので、重複しているときには省きましょう。

4.本当に必要な内容か見直す

保険は仮に損害が起きた場合に自分では補償分を支払いきれないときに備えて用意するものです。

逆に言えば、実際の損害を自分の貯金で支払うことができる場合には、その保険は必要ないとも言えます。保険料を節約するポイントの1つです。

また想定される場面が現実にないのであれば、その保険は不要です。そのためには1つ1つの特約の内容を確認して、不要な保険を外しましょう。

4-1. 車両保険

車両保険は地震等を除くすべてのリスクをカバーする一般車両保険は自分の車が事故などで損害を受けた場合に保険金が支払われます。

対象の車両価格を高額に設定すると、想定される補償も高額になりますので保険料の金額も大きく上がります。

新車を購入する場合や高額なクルマを所有しているときには、高い保険料を払ってでも保険をかけなければならない場合もあります。

逆にそれほど年式が高くない、または市場価値の高くないクルマの場合、自費で修理する、あるいは大破した場合には自費で買い換えるなどと割り切り、車両保険には入らない選択肢もあります。

そうすると保険料を大きく節約できる場合があります。

そこまで割り切れない方には、一般車両保険から自損事故と当て逃げを除いた損害を補償する「車対車+A」、車同士の事故に限定した「車対車」等補償の範囲を小さくすることもできます。

5万円または10万円以下の比較的小さな損害は自分で負担すると割り切って、免責金額の設定を高くすることも保険料を抑える手段の1つです。

このように自費で対応することができるのであれば、車両保険は大きく見直すことのできるポイントです。

4-2. ファミリーバイク特約

一定範囲の家族が125cc以下の原付バイクで対人または対物事故を起こしたときに、保険が使える特約です。原付バイクを運転する機会がなければ必要ありません。

5. 運転条件を見直す

運転者を一定年齢以上に限定したり、走行距離を一定以下に抑えたりすると、事故のリスクが低くなるので保険料は割安になります。

ライフステージの変化でクルマを運転する家族構成が変わったときなどにはぜひ見直しをしましょう。

5-1. 運転者の範囲

運転する人を家族や本人と配偶者、または本人に限定することで保険料が割引になります。

一緒に使っていた子供の独立など家族構成の変化は見直しをするいい機会です。

5-2. 年齢条件

運転者の年齢を限定することで受けられる割引です。

年齢を限定しないものから、一般的に「21歳以上」「26歳以上」「30歳以上」「35歳以上」等に区分され、限定の年齢が上がるほど運転経験も豊富になり事故率も減ることから、割引率も大きくなります。

5-3. 使用目的

契約時に使用目的を「業務用」「通勤・通学用」「日常レジャー使用」から選択しますが、「業務用」の保険料が高く「日常レジャー用」の保険料が安くなります。

「業務用」「通勤・通学用」には「定期的、かつ継続して」という条件がありますが、これは保険開始日以降1年間を通じて月に15日以上その目的で使用することを指します。

ですから例えば週4日パートの通勤に車を使用する場合は平均すると月15日以上になるので「通勤・通学用」にあたります。

一方、妻が夫を最寄りの駅まで送迎したり、子供の学校への送り迎えをする場合は、「通勤・通学用」にはあてはまりません。

当然現実の使用に沿った選択をしなければなりませんが、使用方法を見直す余地があればこんな節約方法もあります。

5-4. 年間走行距離

年間走行距離の扱いは保険会社によって異なります。

年間の予定走行距離選択型では、走行距離が少ないほど事故に遭うリスクも減るため、適切な走行距離を選択すれば保険料は割安になります。

さらに実際の走行距離が予定走行距離より少なかった場合、翌年の保険料を割引く会社もあります。

逆に注意しなければならないのは実際の走行距離が予定走行距離を上回ったケースです。

保険会社に事前に連絡をして追加保険料の支払いなどの手続きをしないと補償を受けられない場合がありますので要注意です。

申込時には割安だった保険が追加保険料を支払った結果、割高になってしまうこともあり得ますし、手続きを怠ることも絶対に避けなければなりません。

現在の主流は前年の実際の走行距離をもとに保険料を算出し、「走った分だけ」補償する保険です。

これであれば契約距離を超えても手続き不要です。

万一のときに補償がないことは避けなければなりませんので、それぞれの仕組みを十分理解した上で選択をしましょう。

6. 割引を活用する

競争が激しい分野なので、現在各社とも囲い込みのために様々な割引があります。

補償の内容とは関係なく条件に合えば誰でも受けられる割引です。

各社で設定している割引の項目や割引率は異なりますが、個別の割引にこだわるよりは総合的にいくらになるのかで判断すれば良いでしょう。

主な割引は以下の通りです。

6-1. インターネット割引

文字通りインターネットで申し込みをすると受けられる割引です。

「定学割」「定率割」さらに「料金区分別」とあります。

会社によっては新規や他社からの乗り換えのときと更新のときとで受けられる割引が異なる場合もあります。

6-2. 早期契約割引

早く申し込むと受けられる割引です。

具体的には保険開始日の45〜50日前までに申し込むと500円前後の割引を適用する会社が多いようです。

6-3. 継続割引

同じ会社の保険契約を複数回継続した場合に受けられます。

会社によって割引率が異なったり、インターネット割引と一括りになっていたりします。

6-4. 紹介割引

家族や友人、知人を紹介した場合に受けられる割引です。

紹介者にはギフト券など、紹介されて新規に契約した人には保険料の割引やギフト券などが贈られるなど様々です。

6-5. 証券不発行割引

紙の保険証券を発行しない場合に受けられる割引です。

500円程度の割引が一般的です。

保険内容はWEBで確認したり印刷もできますし、補償にも影響はしません。

6-6. ゴールド免許割引

運転者がゴールド免許を持っていれば受けられます。

10%程度の割引が多いようです。

常日頃から安全運転を心掛けることはこうしたところにもメリットがあります。

7. まとめ

保険を見直して節約するポイントは保険を掛けるべき必要な部分を見極め、それ以外の「無駄を徹底的に省く」ことです。

本来必要な補償までも削ってしまい、いざ必要なときにその補償を受けられないようでは本末転倒です。

インターネットの一括見積もりなどの便利なツールを活用しつつ、本当に必要な保険のみを最小限の費用で用意することが目的であることを忘れずに検討をしましょう。

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